「棘」の精神をつなぐ


2025大阪・関西万博工事 我田引水の図

2025大阪・関西万博は、予算が肥大化している問題

そしてカジノ建設のためのインフラ工事とまで言われている。

どちらも大阪府民、日本国国民は蚊帳の外である。

工事費が増えているのは、高度成長期ならまだしも、全国的に土木建築事業が減少している昨今、ゼネコン、建設資材企業等を援助する意味もある。

たとえば、セメント業界である。

 

もう何年も前から、2025大阪・関西万博のセメント工事を一手に得ようと動いてきた輩がいる。大手セメント会社から高値でセメントを買って、高値で建設するという計画。

大手セメント会社も大手ゼネコンも大儲けの図

西から高笑いが聴こえてくる

 

大阪府、国、経済界が金を負担する大阪万博。

金を出すが、日本企業が工事を請け負うというかつてのODA(政府開発援助)と同じように2025大阪・関西万博も我田引水。

そんなところだ。



文春砲さく裂!木原問題を問う!

自由民主党・衆議院議員 内閣官房副長官木原誠二氏の身辺が急に慌ただしくなっている。

 

奥さんの元夫の命に関する事件だが、詳細は、週刊文春又は、youtubeでご覧頂きたい。この事件、なぜか大手新聞社、マスコミが取り上げないので、ほとんどの国民は知らされないままである。

しかし、粘り強い文春とネット情報に支えられて、大手メディアも弱腰ながら、報道し始めている。

 

この事件は、政治、警察、検察、ご遺族も含め多面的であり、実は奥深い。

 

事の発端は、2006年に元夫人の夫が自〇したという事件である。この時は木原氏とは結婚していないので、これに係わってはいない。しかし、この自〇に関しては、不審な点が多々あり、木原氏と夫人が結婚してから、木原氏が政治的圧力でこの事件をもみ消そうとした?という疑いがある。

木原誠二オフィシャルサイトより借用
木原誠二オフィシャルサイトより借用

問題なのは2006年に現場の捜査、検視の結果、他〇の可能性が大であったが自〇として処理された。そして2018年、再捜査したが、ここでも自〇として処理された。

二度に渡ってもみ消されたこの事件。

 

いったいどこが問題なのだろうか?

それは政治と警察の闇である。

 

栗生俊一官房副長官から露木康浩警察庁長官にもみ消し指示したとされ、

 

3者会談が行われた。

刑事部長 重松弘教

参事官 井ノ口毅 

捜査一課長 國府田剛

 

記者会見で國府田警視庁捜査一課長が

「事件性は認められない」と公言してしまった。

 

犯罪を闇に葬ろうとした木原事件

犯罪を創り上げられた関生事件

 

木原事件、関生事件、両方とも背景については、『国の根幹に係る重大な闇』が隠されているように思える。

 

                               編集部


 闘う男がまた一人去っていった

忽然と消えたと言っても過言ではない

ロック歌手PANTA 

1970年代の頃、ラッパズボン、パンタロンをいつも

はいていたのでPANTA の名がついた

 

 

ファーストアルバム、セカンドアルバムも

歌詞が過激なことから発売禁止になった

でも、その逆風を撥ね退けるように

何十倍もライブハウスや闘争の場で歌ってきた。

そして、常に権力にNOを突きつけてきた!

 

それでいて人にはとても優しい

偉ぶらない、奢らない

人間が好きなんだなぁとつくづく感じる。

「内(仲間)には愛を!外(権力)には棘を!」

まさに「棘の精神」。

 

 

「映画監督に著作権を!」と国と闘ってきた崔洋一監督が逝き

PANTAが続いた

この闘う男たちに続く人はいるのだろうか 

 

 

                     「棘」製作委員会

                        平林 猛

                        藤山顕一郎

                         杉浦弘子 


7月8日の安倍元総理襲撃事件によって、安倍元総理の横暴が

ひとつひとつあばかれていく。

 

 

放送法の解釈の問題。これは 安倍元総理が関与していたことは言うまでもない。

NHKでいえば、反戦の番組提案したディレクターが地方に飛ばされた事実もある。

NHKの安倍への忖度でしかない。企画提案しただけで2名が飛ばされた。

 

そして国会議事堂前での集会の模様を撮影していたNHKクルーのひとりが

「どうせ撮影しても使われないからな・・」と肩を落とした。ディレクターだけでなく使われない映像を撮影しなくてはならないカメラマンの非劇。こんなことがNHKで行われている。大なり小なり民放でも、安倍への配慮があったのだろう。

今、問われているのは「日本が先進国なのかどうか」である。

報道、言論の自由、男女格差、賃金など、どれも先進国の仲間入りしていない。

 

歪められてきた、この10年

今こそ、市民の力、労働者の力を結集して権力に抗していきたい。

 

半世紀以上に渡り、労働組合運動を牽引してきた関西地区生コン支部の活動は、委員長はじめ、組合員の皆さんの権力に抗う姿は全国の労働者に勇気を与えてきたことと思います。

これからも労働者の誇りを持って、生コン業界、他業種、さらには全国の労働組合運動を牽引してもらいたいと考えています。

 

様々な困難がありましても、関生が再生できるよう、関生組合員の皆さんはもとより、関生を支援して下さる皆さまと共に、ドキュメンタリー映画「棘2」上映会を通じて、労働組合潰しを阻止し、「本当の敵はどこにいるのか?」を見極めながら党派を越え、団体や個人や職業の壁を越えて連帯していきましょう!

 

                       「棘」製作委員会

                        平林 猛

                        藤山顕一郎

                         杉浦弘子 

 


7.1「棘2」東京緊急上映会!

反骨の男 武建一。2年間の沈黙を破り今、何を語るのか!!

映画「棘2」独白。武建一

語り 大久保 鷹 監督 杉浦弘子 プロデューサー平林猛 

音楽 PANTA(頭脳警察)《作品時間:65分》


【緊急のお知らせです】6月21日の「コロナまん延防止等重点措置」発令により、日比谷コンベンションホールの利用終了時間が22時のところ20時と短縮になりました。つきましては、3回目上映に関しましては、大変申し訳ありませんが、終了後のゲスト挨拶等がございませんのでご了承のほど、宜しくお願い致します。

大変お待たせ致しました。撮影期間およそ2年間、そして昨年、武建一委員長が解放され、2度のインタビューの機会を得て、ようやく完成しました。

7月1日㈭下記の通り、緊急上映会を開催します。会場は2年前「棘」を上映した日比谷コンベンションホールです。

皆さま、お運び頂けましたら幸いです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【7月1日(木)】

会場:日比谷コンベンションホール

   (日比谷図書館B1,日比谷公園内)

 

【上映時間時間】

①   13:30~15:10終了(13:00開場)

②   15:30~17:15終了(15:15開場)

③   18:30~17:40終了(18:00開場)

 

★尚、当日、時間、内容等につきましては、都合により変更の場合もございますので、ご了承下さい

★ゲストの出演回につきましては、当日会場にてお知らせ致します。

 

【参加費】:1,500円

【主催】:「棘2」東京上映委員会(ニライカナイ塾)

 ★お問合せはニライカナイ塾にお願いします。

【コロナ感染対策につきまして】日比谷コンベンションホールは座席数207です。コロナ感染対策で半数の100名様のご入場となります。先着順となっておりますのでご了承下さい。★アルコール消毒、換気を行います。皆様にはマスク着用にてお願い致します。


トーク・ゲスト

映画comより転載:https://eiga.com/news/20160228/9/
映画comより転載:https://eiga.com/news/20160228/9/

 

映画監督 足立正生

1939年福岡県北九州市生まれ。日本大学芸術学部在学中、《鎖陰》( 1963)で脚光を浴びる。若松孝二の独立プロダクションに加わりピンク映画の脚本を量産する傍ら、《銀河系》(1967)、《略称・連続射殺魔》( 1969)などを自主制作する。《赤軍─ PFLP・世界戦争宣言》( 1971)を共同製作したのち、1974年より日本を離れ、パレスチナ解放闘争に身を投じる。2001年に日本へ強制送還されたのち、《幽閉者 テロリスト》( 2007)、《断食芸人》 (2016)などを発表。特集上映に、シネマテーク・フランセーズ、ハーバード・フィルム・アーカイブ、ロッテルダム国際映画祭など多数。


ノンフィクション作家 橋本克彦

橋本 克彦(はしもと かつひこ、1945年11月8日 - )は、日本のノンフィクション作家。 宮城県生まれ。 仙台高等学校卒業。 日本大学芸術学部除籍。 雑誌記者を経て、1984年に『線路工手の唄が聞えた』で大宅壮一ノンフィクション賞受賞、ノンフィクション作家の地位を確立。 1990年『日本鉄道物語』で交通図書賞受賞。 [主な著書] 線路工手の唄が聞えた(JICC出版局、1983年6月、のち文春文庫) バリケードを吹きぬけた風 日大全共闘芸闘委の軌跡(朝日新聞社、1986年6月) 日本鉄道物語(講談社、1989年10月、のち文庫) 他。

『線路工手の唄が聞えた』第15回大宅壮一ノンフィクション賞

明治時代から戦前までの鉄道建設と保守の歴史と近代化の歪みを、作業歌「道床搗き固め音頭」を軸に明らかにする。1983年刊。


日比谷コンベンションホール

ホールは、日比谷図書館の地下になります。1階、地階ともカフェがございますので、ゆっくりおくつろぎ下さい。   尚、車椅子でお越しのお客様は、図書館のビル左側にスロープがあり、インターホンで受付にご連絡下さい。ドアを開けにまいります。

会場交通アクセス



5.27大阪-埼玉をネットで結び           「棘2」の試写会が行われました

     大阪会場◆               ◆埼玉会場

写真提供:「組合総研」
写真提供:「組合総研」

写真提供:「組合総研」アソシエ
写真提供:「組合総研」アソシエ

5月27日、11時より大阪と埼玉を結んで「棘2」の試写会が行われました。大阪は2か所、1か所は協同会館アソシエで武委員長はじめ、関係の皆さん。もう1か所は、関西地区生コン支部組合事務所で武洋一書記長と組合員の皆さん。埼玉は、配信会社で制作人が参加し、3会場同時配信という形となりました。

 通常であれば平林プロデューサーともども大阪に伺い、試写会を行いますが、このコロナ禍で、東京―大阪の往来を控える意味から、ネットにて映画を配信することになりました。

終了後には、大阪会場では大きな拍手と共に、来場者の皆様に武委員長の挨拶があり、埼玉会場にも委員長よりお電話を頂きました。会場設営や準備でご苦労を頂いたアソシエ取締役の池田さん、皆さん本当にありがとうございました。


「提言」185号より転載:http://www.kumiaisouken.com/teigen/pdf/2021/185_6.pdf
「提言」185号より転載:http://www.kumiaisouken.com/teigen/pdf/2021/185_6.pdf

27日の試写の模様は、一般社団法人 中小企業組合総合研究所発行の機関紙「提言」の6月1日号に早くも掲載して頂きました。

 

★機関紙「提言」を定期購読されたい場合は下記、中小企業組合総合研究所までお問合せ下さい。

電話/06-6328-5577 FAX/ 06-6328-5588

http://www.kumiaisouken.com/teigen/teigen_index.html

 

★編集及び写真撮影と写真の提供を頂いております。安田さんありがとうございます。


埼玉試写チーム、怒涛の試写会♪ほっとご苦労さん会

試写埼玉会場は、4K映像制作、配信サービス等を手掛けるコムワークス。参加者は平林プロデューサーと語りの大久保鷹さん、鷹さんを師と仰ぐ千代太夫さん、映像設営をお願いした群馬合同労組の清水さん、コムワークスオペレーターの新藤さん、同じく加藤さん(写真に写っていません)と杉浦です。本当にお疲れさまでした。

試写を終えて、ほっと一息!奄美ではなく沖縄料理の店で、祝杯!と言いたいところですがノンアルコールでご苦労さん会をしました。写真撮るときだけマスクを外しました♪

★写真提供頂いた清水さん、千代太夫さん、ありがとうございました。



「棘2」は、ここから始まった・・・

武建一委員長の心の声を聴きたい!これが「棘2」の原点である。

「ひとの痛みは己の痛み」と、人のために命を投げ出し、権力と闘う武委員長ですが、ふと考えると自分のことは後回しと、ほとんど語られていません。いつも武委員長を思い描くのは、今の世を、政治を問い、労働者や市民の仲間の団結を呼びかけ、人間が人間として生きやすい世の中にしたいと奔走し、奮闘する姿です。19歳で徳之島から大阪に出て生コンクリート会社に就職。しかし、仲間の理不尽な解雇をきっかけに労働組合を立ち上げますが、それ以降、すべてに渡って「ひとのため」に尽くしてきた。

 

武委員長の側近が「委員長は何を着ていいか分からないというんですよ。人が委員長なんだからスーツがいいと言えばスーツを着るし・・・」それくらい自分のことに関しては無頓着なのかも知れない。

しかし、一歩闘いの場となれば、毅然とした態度で人を寄せ付けないほどの緊張感を発する。どちらも「武建一」なのである。

 

武委員長は言います「私の顔は、半分は闘う顔、半分は優しい顔と言われるんですよ」と。まさに、顔は人そのものを映します。その両面を持つ人間、武建一、そして、武委員長が捕らわれていた2年間の組合員たちの闘い、支援者たちの闘いを追いながら、「関生弾圧がなぜ起こるのか」また「どのように弾圧が起きるのか?」とういう最大の疑問に一石を投じます。そして「棘」同様に「棘2」もファンタジーです。(監督杉浦弘子)


浅葉先生の描いたイメージラフから、こんな素敵なビジュアルになりました。亀村カメラマンの写真も重厚で良いですね。


「棘2」ポスター制作開始!

3月5日、アートディレクターの浅葉克己さんのデザイン室に伺い、「棘2」のポスター打ち合わせ。          浅葉さんは、武建一さんの顔写真をでーんと使いたいということでラフを描いてくれました。お坊さんのような、お地蔵さんのような・・・。

打ち合わせ中にふと浅葉先生が消えたと思ったら、こんなラフを描いてくれました。                 ま、このデザインラフに基づき、デザインワークの桂澤さんと奮闘することになります。コロナで武さん、浅葉さんの大阪、東京との行き来もままならず。という訳で、京都から亀村桂宏カメラマンに大阪に来て頂き、武建一さんの大撮影会が行われるようになりました。

それが、この写真です。撮影は2時間半。準備から入れると一日かかりました。   武さん曰く「拘置所に入るときは前、横向きの写真をいっぱい撮られてきたが、本格的に撮影は初めてだ」とのことでした。


https://www.tokyoartbeat.com/event/2018/60EA  ART BEATより転載させて頂きました
https://www.tokyoartbeat.com/event/2018/60EA  ART BEATより転載させて頂きました

余談ですが、亀村さんは谷村新司のプロモを撮影したり、慶応義塾大学で舞踏家の土方巽の映像アーカイヴに携わっているとのことで、主宰されている慶応義塾大学アート・センターの森下隆先生とは、平林ともどもお世話になっているので、そのご縁にびっくり。     撮影の休憩中、しばし土方の話で盛り上がる。

 

 

 

★慶応義塾大学アート・センター

 

http://www.art-c.keio.ac.jp/old-website/archive/hijikata/about/1.html