3.14群馬上映会

桜の開花を目前にした3月14日は、冷たい雨、しかも群馬の山間部は雪だという。

しかし「アメニモマケズ・コロナニモマケズ」「棘」の上映会が開かれました。

 

●玉村町文化センター

●14:00~16:00

主催 3・14『棘』上映実行委員会                        

呼びかけ人 角田義一(弁護士・元参議院副議長)吉野晶 (群馬労働弁護団幹事)      

問合せ090-9016-0272(清水)

この玉村町文化センターはランドマークとなる巨大な建物。しかし本日の催事は「棘」上映会のみ。他の催事は皆キャンセルだそうだ。

この視聴覚室も、借りるにあたっては椅子を減らす等条件があったとのこと。

 

 受付には売店も出て和やかな会場でした。チョコレートと飴とお茶を買いました♪

★★来場の皆さんから★★

・「関西生コン」とビラなどに書

いてあったが、よく判らなかった。今日それが判った

・母親に勧められて見に来た。こういう現実を知って、自分にできることから支援したいと思った。

・パン屋をやっているがコロナで学校などのパンが納入できない。辛い。

・こんなに厚い「棘男」を一気に読んだ。のめりこむ書き方、素晴らしい

・武建一さんの動いている映像を始めて観た。貴重な映像だ。


企画運営を進めてくださった清水彰二さん(群馬合同協同組合執行委員長)。ありがとうございました・・・。

コロナ騒動の中、我々は上映会を行うことを決定。

人の命と健康につけこみ、不安をあおる非常事態宣言、こういうことがまかり通れば戦争が現実になる。労働組合がそういうことにしっかりと声をあげて闘ってゆくが、関西地区生コン支部が改憲や戦争に反対する組合として潰すという、これこそ非常事態。

弁護士の角田義一さん。自分と同じ世代でこういう立派な人がいるんだと、強い感銘を受けた。40年ほど前の国立コロニーという福祉施設で電源を止めるストライキを行い、威力業務妨害で5人が逮捕。その時の弁護団長。「ストライキは本質的に威力業務妨害である」しかし「刑事罰は課さない。と、そして無罪になった。この上映会もコロナで相談があった時に「俺たちはやる!と言った。集まりもやればいい、夜も街で遊ぶ!これが最大の抵抗運動だ!」と。

平林猛プリデューサー。以前、倉賀野に住む人を取材したことがあった。その人は満蒙開拓で苦労し、身体を痛め帰国後、亡くなる前に会った時「何か言いたいことはないか?」と聞いたら「ない」と言った。国に翻弄され、国に棄てられたその人は何も言わないまま去っていった。しかし、モノを言っていかなくてはだめだと力説。