7.13関西生コン事件判決公判の報告

朝から暑さが厳しい7月13日㈫。8:15大阪地方裁判所前に到着。早朝から多くの支援者たちが集まり、座り込みのはずが座れないほど人であふれていました。そして皆さんの気持ちを和らげるように音楽が流れ、ちょっとしたフェスティバル気分で、緊張がほぐれほっとしました。              全国から400名を超える参加がありました。9時に傍聴券抽選があるので、「棘」プロデューサー平林と並んでいると、裁判所の係員が来て、車椅子席枠として入って下さいという指示、裁判所入口へ案内してくれた。

様子がわからないので、裁判所の係員に促されるまま裁判所入口へ。係員の皆さんはとても親切だった。写真の手前の白シャツのズボンの人たちは広域協組が頼んだ人たち。向こう側の芝生に集まっているのは関生支援者たち。白シャツの皆さんは数の多さに圧倒されている様子でした。

予想以上の人の多さに、傍聴券というか番号の入ったリストバンドが途中でなくなり、急遽追加して作ったということで、裁判所も対応に追われていました。       写真は裁判所入口で車椅子の待機所です。やはり関生支援者の多さに圧倒されている皆さんの後ろ姿。    時間になり、我々は一般とは別の検査場所で検査を終えて201号法廷へ。まだ開いておらず、扉前で待つこと数分。早いけどどうぞ、と係員がドアを開け一番に法廷内に。法廷には裁判官、検察、弁護士、武委員長が座っていました。武委員長が私どもに気がつき、ちょっと驚いた様子でしたが互いに会釈。それから続々と傍聴する皆さんが入場、関生支援者3、広域協組2くらいの割合でした。我々の斜め右に広域協組のJ理事が座っていました。K理事長もおられたようですが判らず。

 

写真提供:Kinoshita Kohei
写真提供:Kinoshita Kohei

判決は、滋賀県の工事現場に対するコンプライアンス活動事件、2017年12月のセメントステーションなどで行われたゼネラルストライキ事件、また会館建設カンパについてのT生コン「恐喝」事件の3事件について行われ、T生コン事件は無罪、その他について、懲役3年・執行猶予5年というものでした。関生側の坂田さん他が判決を受け、座り込みしている皆さんの元に報告に走りました。法廷では、ほぼ1時間判決文を読み上げました。 その間、武委員長はじっと正面を向いて聴いておられました。逆に裁判官3名は終始下を向いていたのが印象的でした。             

写真提供:Kinoshita Kohei
写真提供:Kinoshita Kohei

法廷を出られた武委員長が皆さんの前で挨拶をされました。私どもは少し遅れての到着でしたが、こうやって皆さんの前で力強く武委員長が話をされていること自体が信じられずにいました。とにかく舞い戻ってくれてありがとうという気持ちで一杯でした。皆さん、本当にお疲れさまでした!!