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大阪万博に2億円寄付

大阪境域生コンクリート協同組合webより借用
大阪境域生コンクリート協同組合webより借用

大阪は土木業界あげて大阪万博の成功を願っています。

この写真は今年1月、大阪万博の生コン事業を一手に引き受けている大阪広域生コンクリ-ト協同組合が大阪市に2億円寄付した時の写真です。

堂々とする大阪広域生コンクリ-ト協同組合の皆さんと、気の抜けたように座る松井知事の姿が対照的です。

これ以上申しませんが、イベントを成功させるには多額の資金が必要です。

この大阪広域生コンクリート協同組合は、問題となっている阪神優勝パレードにも寄付をしています。これは維新への義理でしょうか。

それにしてもインフラを支える底辺を支える生コン業界によくもそんなお金がありますね。

 

ただこの生コン協同組合は、ある組織のある人物が、生コン労働者のために賃金の安定と地位向上のために作りましたが、現在の執行部に軒先を貸して母屋取られるような形となりました。

 

そして維新と安倍政権が大阪万博を企画した際、大手ゼネコンやセメント会社と手を組み、ここまで登りつめてきました。

せめて汗水たらして作業する人たちの賃上げにこの費用を使ってもらいたいと思っています。

 

                 2024年9月22日

                 平林平林 猛  藤山顕一郎 杉浦弘子


今、さいたま市で起きていること


今、さいたま市がおかしい!

福祉予算を削減し、大宮に大型商業施設や、与野駅前の公園を潰し巨大スタジアムを建設する計画中だ!

しかも、現在、浦和駅西口にある「さいたま市役所」をさいたま新都心駅近くの三菱マテリアルの土地に「さいたま市役所」を建設移転するというから、浦和市民(あえて旧はつけない)にとってはショックだ。

この三菱エリアに「大宮警察」「造幣局さいたま支部」に次いで「さいたま市役所」が並ぶ訳で、さいたま市の拠点が浦和から大宮に移る。

「三菱」と「新都市建設」きな臭い!

 

この一連の、巨大都市建設と反対に、高齢者施設や市民プール、学童保育などが次々に閉鎖。所沢では11の市民会館などが一気に閉鎖するという・・・。

市民のための行政が、金儲けのための市政になっている。

清水市長よ、どこへ行く!

これは全国的な動きだ。

国の経営失敗を地方に押し付ける気か!

これを食い止めなければならない。

 

ただ、兆年手に入れたがっていた埼玉県庁は浦和の地に残すというので

 

浦和市民のプライドは守られた!

 

                             2024年9月7日

                      平林 猛 藤山顕一郎 杉浦弘子

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さいたま市に1万筆をこえる署を提出
さいたま市に1万筆をこえる署を提出

高齢者の為の総合施設「グリーンヒルうらわ」が、6月28日、さいたま市の6月市議会で廃止が決定した。

「グリーンヒルうらわ」は、老健という退院した人が自宅に戻るために治療やリハビリを行う「きんもくせい」と、ケアハウスといって、月に8万円から10万円の低料金の老人ホーム「ぎんもくせい」があります。さいたま市緑区では1つしかない施設で、これが無くなると困る人が続出です。

さいたま市は、民間参入があるからといいますが、民間老人ホームは20万円から30万円します。もちろん、もっと高級なところがあります。

高齢者、低所得者を見捨てるさいたま市政、どうなっているのでしょうか?

 

 

「きんもくせい ぎんもくせいを守る有志の会」代表の内藤正弘さん。奥様が重い認知症を発症しデーサービスを利用しています。廃止されれば、行くところがない。署名運動を始めました。

「グリーンヒルうらわ職員ユニオン」を結成し、こちらも内藤さんたちと連携して署名運動や団体交渉を行っています。




イラン19年ぶり改革派大統領誕生!

イラン大統領選に勝利したペゼシュキアン氏 https://sputniknews.jp/より借用
イラン大統領選に勝利したペゼシュキアン氏 https://sputniknews.jp/より借用

 

イランについては並々ならぬ思いがある。

映画関係の友人も大勢いる。もちろん撮影に何度も訪れ、アッバス・キアロスタミ監督、モフセン・マフマルバフ監督とも親交を持たせて頂いた。

そんななかで、19年前に「文化人たちの闇の時代」が訪れた。

それがアフマディネジャド大統領の出現である。

アフマディネジャド大統領は映画監督を追放し、海外で映画制作を余儀なくされた監督たちも大勢いる。詩人たちも弾圧を受け、命を絶った詩人もいる。

 

それから19年、やっと朗報が届いた!

改革派大統領の誕生である。

 

イラン大統領選は5月にライシ大統領がヘリコプター墜落事故で死亡したことを受けて7月5日決戦投票が行われた。

2005年のアフマディネジャド大統領以来19年ぶりの決戦投票が行われた。投票率は最低となったが現体制を批判するために「投票をしない」という国民の意思である。その最低の投票率でありながら、保守派5人を破り、唯一改革派から立候補を認められたペゼシュキアン氏が当選した。

 

イラン大統領選の決選投票で内務省は6日、改革派マスード・ペゼシュキアン元保健相(69)が、保守強硬派サイード・ジャリリ最高安全保障委員会元事務局長(58)を破り、当選したと発表した。

 

国際共同通信 47NEWSより借用
国際共同通信 47NEWSより借用

ペゼシュキアン元保健相は無名にも係らず、欧米との対話路線を訴えてきた。また経済制裁を解くことが必要とも訴えてきた。変化を求める民意が反映した形となった。

                                      この大統領選は、80人が立候補を届け出たが、最高指導者ハメネイ師の影響下にある護憲評議会は穏健派や改革派の有力候補を相次いで失格にし6人に絞った。イランを最悪な国に導いたアフマディネジャド元大統領も立候補したが、失格となっている。


この写真はマフマルバフ監督のオムニバス映画「キシュ島物語」1987年撮影時。手をつないでいるのは、娘のハナ・マフマルバフちゃん。今は、立派な映画監督になっています。右はコーディネーションのショーレ・ゴルパリアンさん。

 

アフマディネジャド大統領の文化人弾圧。そんな暗い時代から19年、改革派が大統領に就任し、やっと深呼吸できそうだ。ただ、劇化するイスラエルとの対立など、欧米の狭間で国民たちが犠牲になることは絶対避けたい。

 

                      2024年7月8日

                      平林 猛 藤山顕一郎 杉浦弘子

 

 


老人介護残酷物語・施設民営化の波

千葉県唯一の特養「三山園」の民営化問題《船橋市・習志野市・八千代市・鎌ヶ谷市・4市運営》

さいたま市「グリーンヒルうらわ」よりも先に、民営化が問題とされた船橋市にある特別養護老人ホーム「三山園」。民営化に反対する運動が高まっている。

1972年開設した「三山園」は、県内唯一の公設公営特養である。赤字を理由にそれを民営化するというのだ。

さいたま市も船橋市も、「赤字」「赤字」という。

市民、国民の税金を使って「運営がまずかった」と言われても

それは市の怠慢でしかない。

市民が安心して利用し、入居できる施設を提供するのが行政の役目。

さいたま市は「公の役目は終わった」などとふざけたことを言っている。

終わっちゃいない!これからだ!

国側も「都市経営」という名の元に、国は面倒を見ないから各都市での経営(民営化)をしろという。

国も介護放棄!県も市も介護放棄!

さいたま市「グリーンヒルうらわ」よりも先に、民営化が問題とされた船橋市にある特別養護老人ホーム「三山園」。民営化に反対する運動が高まっている。

1972年開設した「三山園」は、県内唯一の公設公営特養である。赤字を理由にそれを民営化するというのだ。

さいたま市も船橋市も、「赤字」「赤字」という。

市民、国民の税金を使って「運営がまずかった」と言われても

それは市の怠慢でしかない。

市民が安心して利用し、入居できる施設を提供するのが行政の役目。

 

さいたま市は「公の役目は終わった」などとふざけたことを言っている。

終わっちゃいない!これからだ!

国側も「都市経営」という名の元に、国は面倒を見ないから各都市での経営(民営化)をしろという。

国も介護放棄!県も市も介護放棄!

どこかの宗教団体の意向で「こども家庭庁」を作り、税金を投入する。

兵器、武器を作り、戦争ビジネスには税金を投入する。

しかし、老人福祉には金を使わないのである。

 

日本はこの30年間、賃金は上がらず

デジタルでは世界29位、特に「人材・技術スキル」は62位と低い

今では日本は後進国とさえ言われている。

この30年間日本は何をしてきたのか?

 

安心して働けない、安心して老後を迎えられない。

漠然とした不安が労働を支える青年、実年層に広がっている。

そんな日本の現状が表面化しているのが、船橋市、さいたま市でみられる

「老人放棄」である。

行政が子育ても老後も安心した暮らしを提供することが使命である。

今「日本の後進国化」を止めなければ、日本は真の「後進国」になる!

 

                  2024年5月9日

 

                  平林 猛 藤山顕一郎 杉浦弘子


民営化すれば30万円の入居費に!

「グリーンヒルうらわ」の「ぎんもくせい」は8万円から10万円程度の入居費で入れる軽費老人ホームである。

民営化すれば、25万から30万円ほどの入居費になる。今、住んでいる人々は出なければならない。

見沼田んぼの自然を見ながら暮らしていた平安が「民営化」で失うことになる。現在も、住民たちは不安を募らせて暮らしている。



さいたま市・老健・グリーンヒルうらわの廃止問題

4.14東京新聞 TOKYO Webより借用
4.14東京新聞 TOKYO Webより借用

まさに寝耳に水・・・

職員も利用者、入居者も知らなかった「廃止」計画

 

介護老人保健施設などの複合施設「グリーンヒルうらわ」は、

さいたま市緑区の広大な見沼たんぼを見下ろす高台にあり

高齢者が治療し、リハビリを行い、終の住処として

暮らすには最適な場所である。

 

この「グリーンヒルうらわ」は二つの施設からなる

退院した人が自宅に戻れるよう、治療やリハビリを行う

介護老人保健施設「きんもくせい」と、ケアハウス(軽費老人ホーム)「ぎんもくせい」だ。

 

ところが今年3月、

 「きんもくせい」は来年3月、「ぎんもくせい」は5年後に廃止するという話が突然さいたま市からもたらされた。

 

廃止の理由は

「老朽化」と「民間施設が多数あり、公の役割は終わった」「経営不振」

というふざけた理由だ。

しかし、昨年半年以上かけて外壁を塗装し直し、エレベーターも直した。

 

それで「廃止する?」

 

 

 

「建物は壊さない、利用者は出ていけ」という

「民営化」の筋書きである。

 

これはさいたま市だけの問題ではない。

近県では、千葉県船橋市、群馬県太田市でも同じ問題を抱えている。

今、全国に民営化の波が押し寄せ、

民間ともなればケアハウスでは30万円ともいわれる高額の賃料を

払えない人々を見捨てることになる。

 

全国でうごめく老人介護施設の民営化を阻止し

税金、消費税、介護保険料を福祉に使わせよう!

                             2024年4月17日

 

 

                      平林 猛 藤山顕一郎 杉浦弘子

 

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経営不振!というけれど。

建物はさいたま市。経営は社会福祉法人さいたま市社会福祉事業団。

介護職員、事務員含め職員は850名もいる。

 

事務員の多いこと。そこをなんとかしなさい!

 

住所「グリーンヒルうらわ」

埼玉県さいたま市緑区馬場1-7-1

048-875-2000

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3.11を忘れない

東日本大震災の記憶を永遠に伝えたい

この写真は、震災直後、港にほど近い高台にある女川町立病院から撮影したものです。

左側が港、この山の左向こうに女川原発があります。

 

石巻の中心部から地盤沈下により冠水した道路を走りながらたどりついた女川は

想像を絶する光景が広がっていました。

ビルは転がり、家々も人も消えていました。

海岸から17メートルの高台にある女川町立病院も津波に襲われました。

 

この17メートルもある高台に津波はこないと

どのくらいの町民がここに避難してきたことでしょう。

この写真を撮影した場所は、病院の海側で風景を見渡せるようになっています。

 

ここで人々は町が津波に吞み込まれていく様子を見守っていました。

しかし避難した人びとは、すぐに津波の恐ろしさ知ることになります。

 

病院裏手にあるスロープのような道を、津波が一気に駆け上がってきたのです。

1階にいた医師や看護師は患者を2階へ移動させ、なんとか難を逃れました。

 

人びとも病院の裏手にあるもっと高い場所に移りました。

 

病院の1階部分まで津波が来るということは、ゆうに20メートルの高さまで

津波が襲ったということになります。

 

被災者支援や取材含め数回石巻、女川、南三陸、東松島を訪れました。

「大人たちを悲しませたくない」という子どもたちの精一杯の笑顔も、海の向こうから黒い波が押し寄せ、倉庫の屋根に飛びつき、なんとか命をつないだ人の話。津波に3キロも流されて生還した人の話・・・10年以上経っているのに忘れることはありません。

 

                                                                        2024年3月11日

 

                      平林 猛 藤山顕一郎 杉浦弘子

 



新日本の風景

ー国民保護訓練という名の戦争動員訓練ー

これは日本?。

バスはどこかで観たカラー。だとすると京浜急行。

ここは神奈川県横須賀市。

‥日本の街のど真ん中恐ろしい風景が展開している。

これは2月6日に行われた「令和5年度神奈川県国民保護共同実動・図上訓練」の風景である。

実質的な「戦争動員訓練」である。

とにかく戦争を知らない人間にとって街を装甲車が走り

銃を構えた兵士の姿は

恐怖を覚え、具合が悪くなるのだ。

 

大昔、韓国金浦空港での入国審査の際

兵士たちが銃を携えている風景を見て卒倒しそうになった記憶が蘇る

休戦中の韓国では当たり前の風景だが

日本では馴染まない

 

〇訓練はこんな想定・・

不審船が横須賀に着岸し、武装した不審者が複数目撃されたとの内閣府による

 

〇実施された場所は・・・

神奈川県庁、横浜市役所、横須賀市役所、関東学院大学横浜・金沢文庫キャンパス、横須賀市北体育会館 等

《以下は反対運動市民が県や市に対して中止要請した内容》

 

①自治体が国の言いなりになる「自治法」改悪の先取りとして

 自治体に市民労働者を動員させ、

 

②市民の朝鮮・中国に対する恐怖心と敵意と差別感情を

 増長させる事で戦争を受け入れる空気を醸成し、

 

③住民・民間組織を作って住民一人ひとりを戦争に

 組み込み利用する(かつての自警団、国防婦人会など)、

 戦争への国家総動員体制への地ならし、などを指摘

 

横須賀市だから市民たちに戦争アレルギーはないものと

 

訓練を実施した内閣府もコスイことをする。

こんな訓練、戦争への動きは止めなければならない。

 

                     2024年2月25日

 

 

                平林 猛 藤山顕一郎 杉浦弘子

 

 

    《情報・写真は大行進神奈川のFさんからお借りしました》


駆り出された訓練要員は、神奈川県・横須賀市、横浜市の職員、自衛隊、警察、海保、エキストラたちだ。

それにJR、京急、福祉、医療などが組み込まれた。

・・・費用もバカにならない。

 

それに

普通訓練だったら「非難誘導班」とか「負傷者」とか役割のゼッケン付けるところだけどつけていない。こんなことしても戦争に慣れない。 

ありもしない武力攻撃から国民を守る前に、物価高、貧困から国民を守らなくてはならないのでは?。戦争ネタで経済を回そうとしていること自体ナンセンス。