やはりコロナで上映会が延期となっていましたが、主催者が粘り強く企画進行して頂き、7月23日(木)ギャラリー古藤でリベンジ上映会がありました。
会場:ギャラリー古藤(武蔵大学前)
主催:「棘」東京北部上映会実行委員会
上映協力金:1000円
14:00 上映①開始
15:20 杉浦弘子監督トーク
16:30 上映②開始
※上映①②とも、コロナ感染対策のため座席25席(トークは30席)。西武池袋線:江古田駅南口徒歩5分 練馬区栄町9-10
コロナ対策万全の「棘」東京北部上映会実行委員会の川原成雄さん。やはり、お客様と近いので私もフェイスシールドをつけてトークしました。 ギャラリー古藤は、小さな画廊ですが、お客様と近いので、皆さんの顔も見えるし、トークというより、雑談している感じで、とてもリラックスできました。 トークでは、会場からの質問形式で行われました。事前に、労働組合については明るくないので、川原さんに助っ人と頼みました。質問の中で、さまざまな上映会に参加して、記憶に残る上映会や人の思い出がありますか?という質問に。 一番記憶が鮮明なのは、新潟の上映会。80歳を超えた女性が負債を背負った息子の為に、今も働いていること。その女性の御親戚(お兄さんか弟さんか・・・)が病に倒れ、「生きる気力を失っている。「棘男」を読ませて、もう一度生きる勇気を与えたい」というお話に感動しました。
武建一さんは、まだ勾留中ではありましたが、人に勇気と命を与えてくれる存在なのかと、強く感じました。武建一さんの生きざまを映画や書物で伝えることが、人の人生を左右するのかと改めて感動しました。そんなお話を交えて、川原さんとのやりとりを含めて1時間ほどおしゃべりさせて頂きました。PANTA、特に「さようなら世界夫人よ」が大好きな女性がおられて涙してました。PANTAも感動をくれるんだな、と。